【番外編】保育の短大時代について

現在私は保育士として働いていますが、事情があり今は仕事を休んでいます。それもまた別で書いていきたいと思います。

今回は番外編【保育の短大時代について】です。

保育の短大はどんな感じなんだろうと思う人も多くいると思います。結論からいうと【めちゃくちゃ大変】です(笑)

なぜ大変なのか、2つあります。

1.授業数が多い

2.実習がぎっしり詰め込まれている

これは短大の宿命なのかもしれないですね。

1.授業数が多い

これはそのままですが、普通の4大であれば、1年目に多く授業に出席すれば3年、4年はインターンや、バイト、遊びで済むと思います。ですが、短大の場合は通常4大の授業数を2年で修めないといけないので1日4コマ、5コマなんて当たり前でした(笑)

ちなみに、私が住んでたところから大学の通学時間は1時間以上でそれすらもとてもしんどかったのです。

なので短大生がバイトをするなんてほとんど不可能に近かったのです。(要領がいい子は上手にやっていたのですが、持病持ちの私は体力があまりなかったので出来ませんでした。)

特に保育は実習があります。

2年のうちで5回(保育園実習2回、幼稚園実習2回、施設実習1回)ありました。短大の思い出はなんですか?と言われれば【実習】です(笑)

2.実習がぎっしり詰め込まれている

短大の思い出それはいい意味でも悪い意味でも【実習】になります。なぜ、実習がいい意味でも悪い意味でもなすのか。

悪い意味では【いい実習園に当たる確率が半分だから】【保育の闇が見える瞬間だから】です。

いい園に当たる確率が半分なのは何故か、それは、実際に体験しないと分からないところばかりだからです。

私の大学は県内では有名な所だったのでいい園に巡り会える確率の方が高かったですが、ほかの友達は実習園で虐められたりそれをきっかけで保育士の道を諦めた子も多くいます。

保育の闇が見える瞬間、それは何故か。

私が初めに実習した園でとても良くしてもらった先生がいました。その当時は4歳の担任をしていて、まさに、先生が子どもたちを精一杯愛したからこそとてもいい子たちばかりだったと実感させられる実習だったのです。しかし、何がきっかけだったのか分からないのですが、休憩時間が終わり、勤務も終わり園長に挨拶に行った際、私に良くしてくれた先生が園長と二人で話しをしていたのです。しかも、その先生の目には涙が流れていました。

実際そこの園はみんながピリピリした状態であまりいいところではなかったのです。早く実習を終えたい気持ちでいっぱいでした。怖い臨職の先生に当たって八つ当たりされることも多くありました。(最後の日は厳しくしていた理由を教えてくれたのでスッキリして終えましたけど(笑))

色々なことが見える瞬間でしたねぇ、、

でも、実習は悪い事ばかりではありません。

私は幼稚園にとても恵まれました。

3歳クラスと4歳クラスにはいったのですが3歳クラスでは主任の先生が担当で指導方法、子どもの関わり方をみていたのですがなにもかもすごくてそこで得られるものは沢山ありました。ベテランっていうのもあったんですけどね……

4歳クラスでは2年目の先生が担当でした。実習でたくさんミスをしてその度に毎回泣いていたのですが、子どもたちはとても素直でした。子どもたちが「先生!遊ぼう!」「先生、これあげる!」と言ってプレゼントをくれることがほとんどでした。

中にはひまわりの種をくれた子もいました(笑)

保育士になるにあたって子どもの力は絶大だということが身に染みてわかった瞬間でしたね。

そんなこんなで、いろんなことがあってついに就職することになったのです。

次は保育士になりたくなかった理由③をお伝えします。